河沙魚 [Kawahaze]

河沙魚 [Kawahaze]

No ratings yet
2012 · Japanese · Kindle
Add To Shelf

Rate this book


Export Book Journal

Description

昭和前期に活躍した小説家。短篇小説。初出は「人間」[1947(昭和22)年]。夫の出征中に千穂子は舅との間に子供を作ってしまい、夫の復員の知らせも複雑な思いで受ける。赤ん坊の貰い手もなく八方ふさがりで、死のうとしたが死にきれない。冒頭の寂しく厳しい風景描写はそのまま、ふたりの心境でもあったろう。心がふたつに千切れているような千穂子の状態を、俎の上で首を刎ねても胴体だけはびくびくと動いている河沙魚(かわはぜ)にたとえている。

Book Details

Format Kindle
Pages 20 pages
Language Japanese
Published Sep 27, 2012
Add To Shelf

Rate this book


Export Book Journal